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Base of Bases|R&D|商品開発|塚本智也

こんにちは。BASE FOOD note 編集部です。
ベースフード社員のバックグラウンドやそれぞれが持つ「BASE=基盤」をテーマに、各人が大切にしている価値観やポリシー、仕事観を紹介する企画「Base of Bases」。今回は、R&D部  商品開発チームのリーダーである塚本智也にインタビューしました。

継続|商品数|おいしさ向上度|原価削減額|スピードと正確さ|定量的に優劣|チームワーク|反響の声|成長|健康であること|国民食|麺|新カテゴリ|ウェイトトレーニング|ボクシング選手|可愛すぎて食べたくなる|運動後の一杯

R&D/商品開発チームのリーダーとして、新商品の企画開発や既存品のリニューアルにおける配合設計、原料選定、工場ラインの立ち上げ、品質規格設定など、商品開発業務のマネジメントを行っています。また、社内および社外の各ステークホルダーと密に連携し、現在製造している製品を安定してお客様に届けられるような仕組みづくりも検討しています。

大目標は「かんたん・おいしい・からだにいい」商品を継続してお客様に届けることで「健康があたりまえ」な世の中にすることです。そのための短期的な目標としては、1年間に発売・リニューアルする商品数、商品のおいしさ向上度、製造原価の削減額を設定し、商品開発を進めています。

スピードと正確さです。自分が抱えているボールは可能な限り早く次のメンバーに渡せるよう心掛けています。特に今の仕事上の役割では、商品開発チームのメンバーから確認や相談を受けることが多いのですが、私のところで止めてしまうとプロジェクトの進行が遅れてしまうリスクもあるため、スピード感が重要だと考えています。
一方で、不確かな情報で判断や意思決定をすることが無いよう、正確さにも拘っています。事実、仮説、結果、推察、感想はそれぞれ情報としての意味合いが異なるので、自分が物事を考察する時にもこれらは常に意識しています。例えば、商品開発中の検討で候補として見出したレシピAとレシピBがあった場合も、個人の判断で決めるのではなく、可能な限り定量的に優劣を付けられるよう評価した結果を踏まえて意思決定するようにしていました。

また、基本的には決め事に固執せず状況に応じて臨機応変に対処するようにしているのですが、「健康」に繋がることは絶対やる、「不健康」に繋がることは絶対やらないを意識していますね。私は、前々職ではトクホや機能性表示食品に関わる商品開発を、前職ではアミノ酸の健康機能を活用した商品開発をしてきたので、今後も健康に貢献する商品開発を続けていきたいと思っています。

チームワークを心掛けており、会社の規模が大きくなったベースフードにおいて必要不可欠です。私が入社した2022年頃は全社員でも40名程度であり、商品開発担当者がバリューチェーン(製品がお客様に提供されて価値を生み出すまでの事業活動の流れ)の大部分を担っていましたが、いまや社員数は100名を超え、10個以上の商品開発プロジェクトが並行して進んでいます。以前より専門性が高いメンバーが増えたこともあり、仕事を一人の担当者が抱えるのではなく、プロジェクトチームとして、いかにして効率よく最大限の価値を発揮し、良い商品に繋げることができるかを意識しています。

まずはお客様からの反響の声です。特に「健康」に関してのお声は、栄養豊富な商品を開発する仕事をする上で一番嬉しく感じます。また、「おいしさ」に関するお声も有難いと思っています。私は2022年のBASE BREAD チョコレートのリニューアル時に開発担当として“しっとり感”を向上させる技術を導入していたのですが、リニューアル後に明らかに「おいしい」という声が増えたのは非常に嬉しかったです。その後も多くの開発メンバーがBASE BREADのおいしさ向上を検討しており、今後もそのような声がさらに増えていくことを期待しています。

別の観点では、最近は自身が開発を担当するよりもチームメンバーをサポートするような業務が多いので、メンバーの成長にも喜びを感じるようになりました。例えば、最初から近くで見てきた新卒入社のメンバーが独り立ちしてプロジェクトを動かせるようになっていたり、業務アサインをする際にも期待を超えるような行動や成果を出してくれるメンバーの働きを見ることが、私自身のモチベーション向上にも繋がっています。

ベースフードが目指している未来と同じですが、「健康があたりまえ」になっている社会です。私自身の経験にも基づいていますが、健康状態に不安がある時には、何事にも前向きにエネルギッシュに取り組むことが難しくなります。新たな挑戦にチャレンジしたり、日々を楽しく生きていくには、健康であることが一番重要であると考えています。

ベースフードを国民食にすることです。自身の子供が大きくなった時にもベースフード商品は残っていて欲しいので、そのために「もっとおいしく」「もっと手軽に」「もっと健康になれる」商品をブラッシュアップしていきます。

私は現在パン以外の商品カテゴリ全体を見ているので、まずは今年2025年1月に新発売した「BASE YAKISOBA」に代表される麺カテゴリをさらに強化していくことです。また、今までに無いような新カテゴリについても常に可能性の検討は継続しているので、出来るだけ早く完成度を上げてお客様に届けられるよう開発を続けていきます。

Appendix

狭く深く突き詰めるタイプというよりも、わりと広く色々なことをやりたくなるタイプなので趣味はタイミングによって変わるのですが、今はウェイトトレーニングを毎週末やっています。まだ全然素人レベルですが、少しずつ扱える重量が増え、成長が数値として目に見えてわかることが面白いと感じています。
また、以前はボクシングジムに通っていたこともあり、井上尚弥選手と那須川天心選手の試合は毎回ウォッチしています。井上尚弥選手からはひとつの領域で高みを目指し続けること、勝ち続けることの妙を感じ、那須川天心選手からはキック界から転向して新たな挑戦をし続けることの刺激を受けています。

昨年に第一子が生まれたので、今は仕事以外だと育児を頑張っています。半年間の育児休業取得時は24時間育児に専念できていたのですが、現在は復職して子供に接することが出来る時間が限られるので、平日朝晩と土日は思いっきり子供と触れ合えるようにしています。可愛すぎて食べたくなる、という言葉の意味を本気で理解できましたね。

仕事終わりや週末にお酒を飲んだ時に、生きていることを実感します。健康とは相反する考えに思われるかもしれませんが、人生の最期まで美味しい食事とお酒を楽しみたいので、運動も継続できています。そして何よりも、運動した日の夜に飲む最初の一杯は格別です。


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最後まで読んでいただき誠に有難うございます!今後ともベースフードをよろしくお願い致します。