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難しい栄養管理をBASE FOODが助けてくれた|バスケットボール選手・岡田麻央さん

こんにちは。BASE FOOD note 編集部です。
ファンの皆さんの製品・サービスに対する想いや、BASE FOODのある多様で豊かなライフスタイルを紹介するマガジン「Lovers」です。

※この記事は、2020年3月30日に「BASE FOOD MAGAZINE(現 HEALTH MAGAZINE)」にて公開した内容を再編集したものです。プロフィールや製品の利用状況などは、掲載当時の情報となります。

BASE FOOD発売初期から、4年以上もご愛用いただいている岡田さん。アスリートとしての食事管理について、普段の食生活、そしてモデルやタレント業など幅広く活躍している、現在の活動についても伺いました。

岡田麻央さん|現役時代はWJBL(バスケットボール女子日本リーグ)トヨタ紡織サンシャインラビッツの中心選手として活躍。現在はタレントとしてバラエティ番組・MV・地方スポーツイベント出演、子どもたちの教育活動や社会貢献活動をしながら、2018年3人制プロバスケ選手としても現役復帰。更に昨年9月に株式会社サクラカゴを設立。「Link up the Japanese girls basketball」を掲げ、個人としても会社としても、多方面から女子バスケの普及活動に取り組んでいる。

ハードな練習で、食べても太れない時期があった

編集部:岡田さんはWJBL(バスケットボール女子日本リーグ)トヨタ紡織サンシャインラビッツの中心選手として活躍されていました。当時、ハードな練習をこなすなかでどのような食生活を送っていたのでしょうか?

岡田さん:現役の時は、毎日本当にきつい練習をしていたので、どれだけ食べても太れなかったんです。試合前は、スタミナをつけるために必ずパスタを1.5人前食べていましたし、練習前の補食もおにぎりかパン。すぐにエネルギーになってくれる炭水化物は積極的に食べていました。とにかくしっかり食べて、それでももっと食べるように、体重を増やすように、と言われていました。

編集部:栄養管理はどのようにされていたんですか?

岡田さん:夜は会社の食堂で栄養を計算された食事をとるんですが、朝と昼は自由でした。なので、チームに所属したての時は、管理栄養士さんに食べたものを記録して提出し、栄養指導が入ります。「〜の栄養素が足りないからこの食材を摂りいれましょう」って具体的なフィードバックがきて、良かったところや他の選手も真似すべきところはチーム全体にも共有されます。

編集部:それである程度、栄養に関する知識がつくんですね。一番よく指摘されたのはどんなことでしたか?

岡田さん:よく言われていたのは、「魚をもっと食べなさい」と。みんな肉はよく食べるんですけど、魚と肉のバランスよく食べるにって言われていましたね。
炭水化物やタンパク質は1日に何グラム以上と目標数値があったんですが、たとえばタンパク質を摂ろうと思って肉を食べても、肉にはタンパク質の他にビタミンB群などいろんな栄養素が入っていますよね。それと同じで魚には魚の得意な栄養素がある。だから同じタンパク質を摂るのにも、いろんな食材から摂った方がが良いということでした。

編集部:たしかに、その食材のメインの栄養素以外の栄養素は見落としがちですね。

岡田さん:そうなんですよ。タンパク質と聞くと、じゃあ効率よくタンパク質がたくさん含まれている卵を毎日食べようとか鶏肉を食べようってなってしまうんですが……。今も外食に行く時は、意識して魚を選ぶようにしています。肉は気にしていなくてもよく食べますからね。

たくさん栄養を摂りたい…でも、食事量は増やせない

編集部:一度引退されて、2020年オリンピック競技に決定した3人制バスケットボール「3×3(スリー・エックス・スリー)」の女子プロリーグの選手として、現役復帰されました。企業所属から個人になって、栄養管理の難しさは感じますか?

岡田さん:すごく感じます。私は食べるのが大好きだから、いつでも、いくらでも食べれるんですよ。でも、毎日練習がある企業に所属していた時代とは違って、現在は他の仕事をしながらなので、練習は週3回程度になりました。消費カロリーは減ったのに食欲は当時のままだから、食べたい気持ちを抑えるのがいまは一番辛いですね。
その上で3食とも自己管理になって、食事量、栄養バランス、食事のタイミング、すべてを意識して生活する難しさを感じます。

編集部:たくさん栄養を摂ろうとすると、その分、食事量が増えてしまいますもんね。お財布にも負担があると思います。

岡田さん:そうなんです。だからいつも最低限、野菜とタンパク質を、と思って自分で優先順位をつけて食べてしまうんですけど、本当はもっといろんな栄養をたくさん摂りたい。食べるの好きだから食べれちゃうんだけど、体重は増やせないし。もう、ひと口ずつで、それぞれの栄養素をぱくぱくって摂れるものがあると良いのにってずっと思っているんです(笑)。

編集部:これが鉄分で、これがビタミンCで、って食べられると良いですね(笑)。サプリメントも良いですが、毎日となると他の選択肢も欲しくなりますよね。

些細なからだの変化に寄り添い、自分に合うものを見つける

編集部:そんな中で、岡田さんはBASE FOODを愛食してくださっています。BASE FOODについてどのように思っていますか?

岡田さん:初めて聞いた時はびっくりしました。美味しいし、入っている栄養素の説明も聞いて、最高じゃん!!って。
練習や仕事で疲れているとき、家を出る気力がない時、食べすぎた翌日、栄養を吸収しやすい運動後とか、タイミングは決めていないけど、何かにつけていつでも食べています。

「周りのバスケットボール選手がファンの方から差し入れでBASE FOODをいただくこともあるんです」という嬉しいエピソードも

編集部:どのような味付けで食べていますか?

岡田さん:BASE PASTAは、茹でてオリーブオイルとめんつゆをかけて食べることが一番多いですね。Instagramでサラダパスタ風にアレンジした投稿を見かけて、簡単そうだから真似してみたらすごく美味しくて。野菜などの具材がなくても、いつもその味付けで食べています。
BASE BREADはオリーブオイルをつけて食べたり、卵とほうれん草を炒めてサンドイッチにしたり。シンプルな食べ方が多いですね。

編集部:とくに気に入っているのは、どんなところですか?

岡田さん:とにかく効率が良いところですね。栄養って実はそれだけで働いてくれるものって少ない。いろんな栄養素が高め合って、やっと体に吸収される。それがBASE FOODは全部まかなえるんですよね。それってすごいことだと思います。

編集部:栄養素の組み合わせの拘りにも気づいてくださるのは嬉しいです。

岡田さん:いろんな栄養素が摂れて、相乗効果さえもこれ一つで生まれているっていうのがBASE FOODの一番のすごさだって熱弁したいですね(笑)。
私も周りのアスリートの子たちに配っているんですが、皆喜んでくれますよ。カロリーや糖質が抑えられるメリットもありますが、それより「1食でこんなにたくさんの種類の栄養が摂れるんだったら嬉しい!」って共通の反応があります。

編集部:アスリートとして栄養知識があるからこそ、普段バランスよく食べれないときは罪悪感になって、それがストレスにもなっているのではないでしょうか。

岡田さん:単純に太ったらからだが重いなってすぐに気がつきますし、筋肉量が減っても動きが鈍くなるので分かります。胃に食べものがちゃんと消化しきれているかどうかでも動きって変わりますよね。
普通に生活するぶんにはそこまで気にならないのですが、アスリートはからだを駆使しているぶん求めるもののレベルは高くなるし、些細な変化がストレスになるので、試行錯誤して自分に合うものを見つけることが大事だと思います。

女子バスケに触れてもらう機会をもっと増やしたい

編集部:岡田さんは、バスケだけでなくモデルやタレント活動などさまざまなことにチャレンジしています。最後に、今後の目標を聞かせていただけますか?

岡田さん:2019年、会社を立ち上げたんです。私は女子バスケをどうにかしたいっていう想いがずっとあって、そのために引退後上京してきたんです。
日本の女子バスケって世界的にみても強いのに、保守的なところがあるんです。国内男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」(2015年〜)ができて、それに触れて余計に感じるのですが、男子バスケはすでに素晴らしい演出もあってエンターテイメントとして成り立ってる。観客もたくさん動員しています。

対照的に、女子バスケは、試合会場の地域の子どもたちが観にきてくれたり、そこが地元である選手の家族や友人が観にきてくれたりはしますが、まだすごく狭い世界だなと思います。ただ強くなることを目標に黙々とやっているので、広める、ということまでなかなか手が回らない。
トップの素晴らしい選手たちが活躍しているのに、届いて欲しいところまで届いていないようなもどかしさを、現役時代は強く感じていました。

編集部:そういった想いがあって、選手と社会の接点を増やすような活動をされているんですね。

岡田さん:女子バスケをもっとたくさんの人に観てもらうには、まずは選手たちのことを知ってもらう機会を増やすことだと思いました。現状、日本代表以外の女子バスケ選手の素顔を知る場所って試合以外でほとんどないんです。なので、今後は女子バスケを発信するYouTubeチャンネル「TOKYO HOOP GiRLS」やSNSに力を入れていきたいです。人は目に触れるものが当たり前になっていくし、逆に興味を持った時になにも情報がなかったら、すぐに離れていっちゃう。
だからこれから2020年のオリンピックなどで少しでも女子バスケが注目を浴びた時のために、そのファンの方たちを離さないようなコンテンツをたくさん作っておきたいですね。

編集部:すごくいいですね。楽しみです。

岡田さん:自分はあと何年現役でできるか分からないので、YouTube番組も今は私が中心で進めているんですが、メディアとしてずっと残るように頑張って、いずれは自分が出なくてもいいようになれば良いなと思っています。
面白い選手やかわいい選手、魅力的な選手はたくさんいます。この選手はどんな想いでバスケをやっていて、こういうキャラクターで、というのを知ってもらって、ちょっとでも興味がわいたら、ぜひ一度試合を観に来てほしいですね。

最後まで読んでいただき誠に有難うございます!今後ともベースフードをよろしくお願い致します。