自分の身体との対話を。|俳優・山崎紘菜さん
こんにちは。BASE FOOD note 編集部です。
2024年6月12日(水)から公開された、ベースフード製作著作のBranded Movie『父を、乗せて。』。「一人ひとりが自分らしく輝く明日へ。」をテーマに、それぞれの大切な人への「健康」という想いの輪をつなぐショートフィルムです。
今回は、同作品のあかり役として主演いただいた、映画やドラマの他、モデルやナレーションなどでも幅広くご活躍されている山崎紘菜さんに、健康的なライフスタイルに対する考え方や楽しみ方をインタビュー。自分らしく輝くための秘訣を探ります。
自分に合うもの、自分に合わないもの。“身体との対話”を楽しむこと。
編集部:
山崎さんは、俳優やモデル、またナレーションなど幅広くご活躍されていますが、日頃から健康ケアという部分で何か気を付けていることはありますか?食事面で何か意識していることはありますか?
山崎さん:
「これを抜くと調子が良いな」とか「これを摂り過ぎると身体がダルくて寝起きが良くないな」とか、自分に合う食材と合わない食材を探すことを意識的に行っています。繰り返しているうちに、最近では“身体と対話”をうまくできるようになってきたので、身体に合った食材を見つけていく作業がとても楽しいです。
編集部:
たとえば、山崎さんにとって何が合う食材で、何が合わない食材ですか?
山崎さん:
小麦粉や乳製品が大好きなのですが、それらを摂り過ぎてしまうと、体感として少しだけ浮腫みやすくなるような気がしています。なので、全く食べないというわけではなく、特別な日に自分へのご褒美にしたり、頻度を調節しながら食べるように心がけています。
自分に合っているなと感じるのは、発酵食品。特に私の場合は、お味噌と麹です。納豆菌と麹菌は相性があまり良くないと聞いて以来、納豆と麹を一緒に食べないように気を付けたりもしています。納豆はダイエットに良いという話はよく耳にしますが、食べ合わせや、食べ方もきちんと知った上で、正しく摂取していきたいです。
編集部:
今回ご出演していただいたブランデッドムービーの撮影に、私も3日間終日立ち会わせていただいて改めて感じましたが、俳優のお仕事は、時間が不規則になったり、自分で食事の時間やメニューをコントロールすることが難しい時も多いのではないかと思います。そのような環境下で何かご自身の中で工夫されていることはありますか?自分で決めているルールやルーティーンはありますか?
山崎さん:
現場の状況や環境によっても異なってくるので、ルールやルーティーンは特に決めていないのですが、最近は自分でお味噌汁を作って現場に持っていくようになりました。ご飯を食べる前にお味噌汁を飲んで、身体を温めるようにしています。
あとはお弁当も、私はお肉よりもお魚の方が身体に負担が少ないという体感があるので、疲れているときはお肉よりもお魚を選ぶようになりました。身体に優しいものを自分で買ってきて現場に持ち込んだり、時間がないときはマネージャーさんに買ってきてもらったりもします。
実体験から分かる「身体は食べものから」。
編集部:
昔から食事には気を遣われていたんですか?
山崎さん:
10代の頃は全く気にせず、好きなものを好きなだけ食べていました。ただ、年齢を重ねていくうちに、そのような食生活を続けていると、体調や肌に顕著に現れるようになってきてしまって。また、当時は、朝昼はゆで卵1個ずつだけとか、炭水化物を一切食べない、など間違ったダイエットをしてしまったことも。そのせいで急に熱を出してしまったり…失敗も重ねてきました。そのような経験をしていく中で、「食べるものから身体はできている」という当たり前のことを痛感し、健康的な食事を意識するようになりました。
編集部:
最近気になっている食事方法や食材はありますか?
山崎さん:
蒸し料理を作りたいので、今、蒸籠(せいろう)が欲しいです。蒸籠でお野菜やお魚を一度に調理ししたり、手軽でヘルシーな料理を作りたいです。
編集部:
有難うございます。ご自身の体調と向き合い、そして管理していくために、食事や栄養といった面でも色々と意識されているんですね。今回ブランデッドムービーにご出演いただいて、「BASE FOOD」を実際に召し上がっていただきましたが、存在はご存じでしたか?
山崎さん:
コンビニなどでよくお見かけしていて、なんとなく、トレーニングをされている方や、忙しくて食事の時間がきちんと取れない方が、オフィスで食べられているのかな、と思っていました。
編集部:
実際に食べていただいて、いかがでしたか?
山崎さん:
健康食品とか栄養補助食品とか、機能的な食品は「なんとなく美味しくないんじゃないか」という味に対する不安があったのですが、実際に食べてみると、良い意味で普通に売られている一般的なパンと何ら変わらないというか、「BASE FOOD」と言われなければ分からないくらいの美味しさに驚きました。
編集部:
そう仰っていただけて嬉しい限りです。「BASE FOOD」はどんな人たちに向いてる、どんな人におすすめできると思いますか?
山崎さん:
自炊がなかなかできない人や、コンビニのご飯に頼らないといけない人、外食が続いてしまう人など、忙しく生活している中で、どうしても食事の選択肢が少なくなってしまうような、そんな皆さんにおすすめできるのかなと思います。
運動は心と身体のケア。“身体の基礎づくり”がベストパフォーマンスへ。
編集部:
有難うございます。少し話は変わりますが、運動はいかがですか?何か意識的にされていますか?
山崎さん:
昔から身体を動かすことが好きで、今はピラティスを最低でも週1回は通うようにしています。2年前くらい前から続けていて、ピラティスを始める前はヨガをやっていました。
私にとって運動することは身体のケアだけではなく、ストレス発散や心のケアにもつながっています。
編集部:
ピラティスを始めたきっかけは?
山崎さん:
以前はマシンを使って激しい筋トレをしていたのですが、身体が大きくパンプアップしてしまい、しなやかで綺麗な身体にはならなかったんです。その時に今の私には「力むより緩める」ことの方が必要なんだなと気がつき、ヨガやピラティスを始めることにしました。
それ以外にも、アクション作品ができるようにダンスを習っています。アクションのお芝居は、その場で振り付けを覚えて(インプット)、それを身体で表現する(アウトプット)という、瞬発力が求められるので、その一連の流れがダンスで振り付けを覚えて踊るということに似ているのかなと思い、習い始めました。
編集部:
ご自身の心と身体のケアとして、また俳優やモデルといったお仕事においても運動が活かされているんですね。
山崎さん:
体型管理もそうですし、俳優もモデルも身体が資本のお仕事だと思うので、身体をいつでもベストな状態で使えるように、自分の中での“身体の基礎”を作っておくということを常に心掛けています。
不規則なリズムの中でも、気分をリラックス。
編集部:
なるほど。食事のケアもそうですし、運動の面においても、ご自身の身体ときちんと向き合いながら、ご自身に合った方法を取り入れていらっしゃるんですね。では、睡眠はいかがでしょうか?「時間が不規則なので睡眠不足になってしまう」と他俳優の皆さんからもお聞きしたことがあるのですが、山崎さんはいかがですか?ご職業柄、健康管理の中では睡眠が一番難しいのではないかなと思ったりするんですが、量質共に睡眠は十分に取れていますか?
山崎さん:
確かに睡眠を十分に取れる時もあれば全然取れない時もあります。ただ、これはもう職業柄仕方のないことで、私だけではなく、皆さんそういうものだからと割り切ってしまっているのかなと思います。
編集部:
そうですよね。そんな中で、山崎さんとして何か工夫をしていることはありますか?
山崎さん:
枕は、オーダーメイドで作ったものを使用しています。ただ、マットレスはまだ自分に合うものが分からなくて、今も絶賛模索中なんです。気軽に買い替えることができないので難しくて。自分に合うマットレスが見つかればかなり快適な睡眠生活を送れると思うのですが…。
他には、今日は寝つきが悪いなという時に、YouTubeで睡眠用のBGMを聴きながら眠ったり、入浴時にキャンドルを焚いて、気分をリラックスさせて寝つきを良くしたりもしています。
編集部:
山崎さんの健康に対する向き合い方や、食事・運動・睡眠における様々な工夫など、とても貴重なお話をしていただきまして、有難うございました。今後のご活躍も楽しみに応援しています。
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