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“共創”が可能にするベースフードの描く未来|#1

こんにちは。BASE FOOD note 編集部です。

本日は、ベースフードが大切にしている“共創”という考え方に関して、これまでのベースフードのストーリーを交えてお伝えしたいと思います。

毎日食べる“主食”で「健康寿命を延伸」する

代表である橋本が起業する際、そのテーマを決めるにあたって重視したのは「社会課題を解決できるかどうか」。中でも注目したのが「健康寿命」でした。
急速に高齢化が進む日本では、社会保障費用の増大が問題であり、医療費や介護費の増大が予想されます。その抑制に重要なのは、厚生労働省が提唱する「健康寿命の延伸」。社会保障費を支える労働人口が減る中で、いかに医療に頼らずに人々の健康寿命を伸ばすか。これは非常に大きく、そして解決が急務な社会課題です。

出典:厚生労働省「健康日本21(第二次)最終評価報告書概要」より

そのために欠かせないのが「食事」「睡眠」「運動」。そしてこの中で最も難しいのが、「バランスの良い食習慣を維持する」ことだと考えています。現在では働き方改革が進み、健康ニーズもより一層高まる中で、運動をしたり健診を受けたり、健康に直結する活動の機会は増えてきていると思います。
しかし、「健康的な食生活」に関しては、調理に手間をかけたりする時間も必要ですし、また時間だけではなく、栄養に関する正しい知識を得なければいけません。忙しいとどうしても食事の選択肢も限られてしまいます。栄養をバランス良く得ようと思うと、それ相応の努力が必要になってしまうのです。

ベースフードが対峙する社会課題

橋本も前職では、朝から夜まで夢中で仕事をし、遅くまで開いているいつもの飲食店でご飯を済ませ、すぐに空腹を満たせるカレーやラーメン、コンビニのごはん。またある日は、懇親会や会食と、栄養のことを考えている余裕はありませんでした。
「本当にこのままの生活をずっと続けて大丈夫なのか?」「誰でももっと簡単に健康的な食生活を実現することはできないのか?」
そんな実体験から、完全栄養の”主食”*「BASE FOOD」は生まれました。

* 1食で、栄養素等表示基準値に基づき、他の食事で過剰摂取が懸念される、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。

当時からすでに「完全栄養食」と呼ばれる製品は、主に海外で存在はしていましたが、その大半が「効率的な食事」を目的にしたもので、社会課題である「健康寿命」について考慮されているものではありませんでした。
また、栄養を摂取する手段はサプリやスムージーが大半であり、「おいしく食事を楽しめる」「日常生活の中で気軽に取り入れられる」ものばかりではありません。
そのような状況の中で、日常生活に浸透している「主食」で必要な栄養素が補えたらどうだろう?という発想が、「誰でもおいしく簡単に、健康寿命を延ばせる食事」として、ベースフードの最初の製品となる「BASE PASTA」の開発に繋がりました。

「主食」から必要な栄養を補うという発想で生まれた「BASE PASTA」

ミッションに共感・共鳴するビジネスパートナーの存在

そんな実体験から生まれたベースフードというブランドとしてのアイデンティティの一つとなっているのが、「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに。」という当社ミッションで繋がったブランドの“共創”です。
その取り組みは、最初の商品である「BASE PASTA」の開発時から行われています。

「BASE PASTA」は、開発自体を外注することなく、橋本自らが勉強し、試作を100回以上積み重ねて開発された製品ですが、その過程では、商品の核となる栄養バランスの考え方、味、食感の調整、さらに商品として流通に耐えうる保存方法の確立…と様々なことに関して、各領域の専門家や友人・知人からのアドバイスを得て作られています。
食品業界の展示会などに足を運び、食品メーカーの開発担当者に「麺の味を美味しくするにはどうすればいいか」、原料メーカーの方に「どうやって素材を仕入れたら良いのか」など、各領域の専門家からのアドバイスをいただきながら、目の前にある課題を一つずつ乗り越えていきました。

「健康寿命を延ばすために、完全栄養の麺を作りたい」という想いに多くの方々が賛同してくださり、協力を申し出てくれました。
そうした共感・共鳴者であり、パートナーとなる皆さんとの「共創」プロセスにより誕生したのが「BASE FOOD」なのです。

共創から生まれた開発当時の「BASE PASTA」

広がり進化する「共創の輪」

そして「共創」の取り組みは、現在でも加速・進化しています。
2019年7月からは、UCLA医学部准教授であり医師である津川友介氏を顧問に迎え、医学的見地からサポートをいただき、他にも管理栄養士や一流シェフといった方々と共に「かんたん・おいしい・からだにいい」製品・サービスの研究開発を進めています。

ベースフードの顧問の津川友介氏(左)と当社代表取締役 橋本舜(右)

また、2020年12月には味の素株式会社と協業契約を締結しており、「BASE PASTA」「BASE BREAD」の改良サポート、開発・販売サポートのほか、両社製品を組み合わせた外食産業への提案等による販売チャネル開拓など、多角的にサポートいただいています。

出典:味の素株式会社プレスリリース より

2022年9月には嗅覚技術(Scent Technology)のプロフェッショナルである株式会社レボーンとの協業なども行っています。
さらに、当社はファブレスメーカー(「Fabrication facility less」の略称=工場を所有せずに製造業としての活動を行う企業)であり、全ての製造業務を大手外部企業と共に製造しています。そしてもちろん、「BASE FOOD」を販売していただいている小売店各社も、私たちが目指す未来の実現に向けて欠かすことのできないパートナーです。

このように、「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに。」というミッションブランドの可能性に共感・共鳴していただける多くの方々がいるからこそ、ベースフードは誕生し、そして進化・成長していくことができるのです。
そして、その「共創の輪」があるからこそ、食の未来へのイノベーションに繋がり、私たちの豊かな暮らしへと繋がっていくのだと思います。

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最後まで読んでいただき誠に有難うございます!今後ともベースフードをよろしくお願い致します。